少し前のニュースで、「はだしのゲン」の漫画が過激なシーンがあるとして、図書館での閲覧を禁止する市があると一時流れましたが、私は絶対反対

と思っていました。
ちょうどその頃、ミュージカル科でお世話になった前田昌明先生が『はだしのゲン』のミュージカルに出られるということで、チラシを見ると

私のヨガに来て下さっていた方も出演されるし、以前、舞台をご一緒した方も出られるのでこれは行かねば!と思い、昔懐かし、ミュージカル科の母校がある、新百合ヶ丘まで行ってきました。
小学校の頃、教室に置いてあるはだしのゲンの漫画を読みましたが、途中途中、怖くて見れないページもありました。
なので、少し緊張していました。
舞台が始まると、漫画のシーンが思い出され、そうそうそうと思いながら、内容を良く覚えていました。
歌と踊りが入ることで、とても見やすくなっていて、ゲンの真っ直ぐな心、たくましく元気な姿に心打たれ涙涙。。

どんな環境でも、希望を失わず前向きに生きて行くことの大切さや、人間の内側には量りきれない力があるんだなと、ゲンから生きる勇気を与えて貰えます。
とても良い舞台でした。
全身全霊で演技をされていた役者さん達も素晴らしかったです!
多くの方や子供たちにも観て頂きたい舞台ですし、「はだしのゲン」の漫画は、戦争や核の悲惨さを伝えるとても大切な書物だと思うので、子供たちが気軽に手に取れるように、教室や図書館に置いてあげて欲しいと思います。
夏が来る度に、実際にあった恐ろしい出来事を忘れては行けないですし、決して繰り返してはいけないと思います。そして、今平和な日本で暮らして行かれることに感謝して

これからの未来も、その思いがずっと受け継がれ、やがては世界から戦争や核のない、平和な社会が訪れることを願っていきたいと思います。